1. コンピュータに接続しているプリンタやスキャナー等を共有する

VCC-300ケーブルは、イーサネットアダプタとして動作するもので、コンピュータにつながっているプリンタまたはスキャナー等の周辺機器を、VCC-300ケーブルで別のコンピュータと共有できます。 ここでは、プリンタの共有と使い方についてご紹介します。 コンピュータに不慣れな方への説明となりますので、慣れている方は通常の方法でプリンタを共有・使用してください。

下記の例は、メインコンピュータ(192.168.2.1)にプリンタが接続、VCC-300ケーブルでメインとサブのコンピュータがつながり、サブコンピュータ(192.168.2.2)がメインコンピュータのプリンタを共有して使うという条件です。

[ メインコンピュータ ]
A) メインコンピュータの[コントロール パネル > プリンタとFAX]を選択するとコンピュータに接続しているプリンタの状況を確認できます。ここで共有したいプリンタの上でマウスを右クリックし、出てくるメニュからプロパティを選択するとプロパティの画面が立ち上がります。
B) プロパティのウィンドウで[共有]タブをクリックし、[このプリンタを共有する]チェックボックスにチェックを入れ、[共有名]ボックスに任意の共有名を入力します。ここでは例として、HP LaserJetプリンタの場合は、"HPLaserJ"などと入力します。
[ サブコンピュータ ]
A) サブコンピュータの[コントロール パネル > プリンタとFAX]を選択し、[プリンタの追加]アイコンをダブルクリックします。[プリンタの追加ウィザード]が立ち上がります。[プリンターの追加ウィザードの開始]画面が表示されたら、[次へ(N)]をクリックします。
B) [ローカル プリンタまたはネットワーク プリンタ]という画面で、[ネットワーク プリンタ、またはほかのコンピュータに接続されているプリンタ]チェックボックスにチェックを入れ、[次へ(N)]をクリックします。
C) [プリンタの指定]という画面で、[指定したプリンタに接続する(プリンタを参照するにはこのオプションを選択して[次へ]をクリック)]チェックボックスにチェックを入れ、[名前]には[\\コンピュータ名\プリンタ共有名]を入力します。コンピュータ名の代わりにIPを入力しても結構です。接続しようとするプリンタがすでにメインコンピュータ(192.168.2.1)に接続され、プリンタの共有名が[HPLaserJ]に指定されているため、"//192.168.2.1\HPLaserJ"と入力することもできます。入力が終わったら"次へ"をクリックします。
D) [192.168.2.1上のプリンタに接続しようとしています。…続行しますか?]と表示された場合は、[はい]をクリックします。
E) [通常使うプリンタ]画面で、共有によって接続されたプリンタを通常使うプリンタに指定するかどうかを選択します。コンピュータに予め設定されているプリンタがない場合、または共有によって接続されているプリンタを通常使うプリンタに指定する場合は[はい]を、コンピュータにすでに設定されたほかのプリンタを通常使うプリンタに設定する場合は[いいえ]をクリックします。
F) [プリンタの追加ウィザードの完了]画面で、[完了]をクリックします。
上記の説明を応用しスキャナー等のほかの周辺機器も共有できるとともに、サブコンピュータに接続されているプリンタをメインコンピュータが共有して使うこともできます。
2. ネットワークに接続されたプリンタを、接続されていないサブコンピュータで使用する

サブコンピュータがネットワークに接続されている場合はすぐにネットワーク プリンタを設定できますが、ネットワークに接続されたプリンタを接続されていないサブコンピュータで使用するには、メインコンピュータでインターネットを共有し、サブコンピュータがネットワークにアクセスできるようにする必要があります。

メインコンピュータでのインターネット共有の設定後、サブコンピュータで[Windows スタート>プリンタとFAX>プリンタの追加]をクリックし、プリンタの追加ウィザードを立ち上げます。

プリンタの追加ウィザードの最初の画面で <次へ> をクリックし、次の画面(ローカル プリンタまたはネットワーク プリンタ)で[ネットワーク プリンタ、またはほかのコンピュータに接続されているプリンタ]チェックボックスにチェックを入れ、 <次へ> をクリックします。次の画面(プリンタの指定)で[指定したプリンタに接続する…]チェックボックスにチェックを入れ、[名前]には[\\PrinterIP\PrinterName]を入力します。ここで言うPrinterIPとは、プリンタにネットワーク カードが内臓されており、プリンタにIPが割り振られている場合のIP、またはプリンタがほかのコンピュータに接続されている場合はそのコンピュータのIPを意味します。PrinterNameとは、プリンタの共有名のことで、メインコンピュータでプリンタを使っている場合、プリンタのプロパティで確認できます。

これでサブコンピュータもネットワークにつながっているプリンタを使用できます。

3. 一方のコンピュータに装着しているODD(CD/DVD装置)を共有する
VCC-300ケーブルは、イーサネットアダプタとして動作するもので、一方のコンピュータに装着された光るディスク(ODD)装置、つまりCDやDVD装置をVCC-300ケーブルで別のコンピュータと共有できます。
例 1: 下記の例は、メインコンピュータ(192.168.n.1)にDVDドライブが装着され、VCC-300ケーブルでメインとサブのコンピュータがつながり、サブコンピュータ(192.168.n.2)がメインコンピュータのDVDドライブを共有して使うという条件です。ここで言う[n]は、VCC-300マネージャの2番目の項目、IP Addressの選択値です。
メインコンピュータに装着しているDVDをサブコンピュータで共有する
[ メインコンピュータ ]
A) メインコンピュータのWindows エクスプローラを立ち上げDVDドライブを指定、マウスを右クリックして、出てくるメニュから[共有とセキュリティ]を実行するとDVDドライブの共有タブが表示されます。DVDドライブにタイトルが入っている場合は、タイトルを取り出さなければ、[共有]タブは表示されません。
B) Windows XP Home Editionの場合は、[危険を認識した上でドライブのルートを共有する場合はここをクリックしてください。]をクリックします。出てくる画面の[ネットワーク上での共有とセキュリティ]のセクションで[ネットワーク上でこのフォルダを共有する] チェックボックスにチェックを入れてから共有名ボックスに任意の共有名を入力します。ここでは例として、MAIN_DVDと入力します。Windows XP Home Editionでない場合は、[このフォルダを共有する]を選択し、任意の名前を入力します。ここでは例として、MAIN_DVDと入力します。
C) 次に、[OK]をクリックします。
[ サブコンピュータ ]
A) マイ ネットワーク([Windows スタート > マイ ネットワーク]、または[ Windowsエクスプローラのマイ ネットワーク])を選択、マウスを右クリックして、出てくるメニュから[ネットワーク ドライブの割り当て]実行すると、[ネットワーク ドライブの割り当て]画面が立ち上がります。
B) [ネットワーク ドライブの割り当て]画面の[ドライブ]で希望するドライブを選択、[フォルダ]には[\\サーバコンピュータ名\共有名]を入力します。サーバコンピュータ名の代わりにIPを入力することもできます。上記の例から、DVDドライブがメインコンピュータ(192.168.n.1)に装着されており、共有名が"MAIN_DVD"であるため[フォルダ]に\\192.168.n.1\MAIN_DVD"と入力します。次に、[ログオン時に再接続する]チェックボックスにチェックを入れ、サブコンピュータが再起動した際に自動で今設定したネットワーク ドライブに接続するようにします。設定が終わったら、[完了]をクリックしてください。
C) Windows エクスプローラから上記の(B)で指定したドライブが割り当てられているのを確認できます。メインコンピュータにCDやDVDを入れるとサブコンピュータのネットワーク ドライブを指定することでCDやDVDを実行・再生できます。
例 2: 下記の例は、サブコンピュータ(192.168.n.2)にCDドライブが装着され、VCC-300ケーブルでメインとサブコンピュータがつながっており、メインコンピュータ(192.168.n.1)でサブコンピュータのCDドライブを共有して使用するという条件です。ここで言う[n]はVCC-400マネージャの2番目の項目、IP Addressの選択値です。
サブコンピュータのCDをメインコンピュータで共有する
[ サブコンピュータ ]
A) サブコンピュータのWindows エクスプローラを立ち上げ、CDドライブでマウスを右クリックしメニュから[共有とセキュリティ]をクリックすると、CD ドライブのプロパティの[共有]タブが表示されます。ドライブにCDが入っている場合は、CDを取り出さなければ、[共有]タブは表示されません。
B) Windows XP Home Editionの場合は、[危険を認識した上でドライブのルートを共有する場合はここをクリックしてください。]をクリックします。出てくる画面の[ネットワーク上での共有とセキュリティ]セクションで[ネットワーク上でこのフォルダを共有する]チェックボックスにチェックを入れてから共有名ボックスに任意の共有名を入力します。ここでは例として、SUB_CDと入力します。Windows XP Home Editionでない場合は、[このフォルダを共有する]を選択し、任意の名前を入力します。ここでは例として、SUB_CDと入力します。
C) 次に、[OK]をクリックします。
[ メインコンピュータ ]
A) マイ ネットワーク([Windows スタート > マイ ネットワーク]、または[Windowsエクスプローラのマイ ネットワーク])を選択、マウスを右クリックして、出てくるメニュから[ネットワーク ドライブの割り当て]実行すると、[ネットワーク ドライブの割り当て]画面が立ち上がります。
B) [ネットワーク ドライブの割り当て]画面の[ドライブ]で希望するドライブを選択、[フォルダ]には[\\サーバコンピュータ名\共有名]を入力します。サーバコンピュータ名の代わりにIPを入力することもできます。上記の例から、CDドライブがサブコンピュータ(192.168.n.2)に装着されており、共有名が" SUB_CD"であるため[フォルダ]に[\\192.168.n.2\SUB_CD]と入力します。また[ログオン時に再接続する]チェックボックスにチェックを入れ、サブコンピュータが再起動した際に自動で今設定したネットワーク ドライブに接続するようにします。設定が終わったら、[完了]をクリックしてください。
C) Windows エクスプローラから上記の(B)で指定したドライブが割り当てられているのを確認できます。サブコンピュータにCDを入れるとメインコンピュータのネットワーク ドライブを指定することでCDを実行・再生できます。
4.マウスポインタの位置が簡単にわかる
2台のコンピュータをVCC-300で接続した際に、マウスポインタの位置がわからず戸惑ってしまう場合があります。その場合に備え、マウスポインタの位置が簡単にわかる方法をご紹介します メインとサブのコンピュータに下記のように設定すると、急にマウスポインタがどこにあるかわからない際にキーボードの‹Ctrl›キーを押すことで簡単にマウスポインタの位置を確認できます。
メインとサブのコンピュ?タに下記のように設定すると、急にマウスポインタがどこにあるかわからない際にキ?ボ?ドの キ?を押すことで簡?にマウスポインタの位置を確認できます。
[ 設定の手順 ]
A) コントロール パネル > マウスをダブルクリックし[マウスのプロパティ]画面を立ち上げます。
B) [マウスのプロパティ]画面で[ポインタ オプション]タブをクリックします。
C) [Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する]チェックボックスにチェックを入れます。
この機能が必要なくなった場合は、上記の(C)の[Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する]チェックボックスからチェックを外します。
5. モニタがDVIとD-SUB入力を選択して使用できる場合、VCC-300をKVMとして使用する

使用するモニタが、DVI入力とD-SUB入力を選択できる場合、VCC-300をKVMとして使用できます。

まず、

A) モニタのDVI入力は、2台のコンピュータのうち、一方のコンピュータのビデオ出力に、モニタのD-SUB入力はもう一方のコンピュータのビデオ出力につなげます。
B) VCC-300マネージャで5番項目の[ホットキー切替設定]で[両PC間での入力切替ホットキーのみ使用]チェックボックスにチェックを入れます。
C) モニタ映像の選択は、モニタの入力選択-ボタンを利用、またキーボード/マウスの選択はVCC-300が提供するホットキーを利用します。